パルマ産の生ハムは他の地域で作られた生ハムとは一線を画して 「甘い」 と表現されるのですが、この意味を知っているイタリア料理店の客が一体どれほど居るのか?

オレはメニューを見ればその店のイタリア料理の理解度と味が分かりますが、やっぱりセオリーを無視したオリジナルメニューが多い店、コスパ重視や鶏の焼き物をメインにした店は例外無く完成度が低いです。

そんな中で、フレンチとイタリアンの違いも分からずに、ただ洋風な雰囲気を味わいたいだけで店に行き、出された適当なものを食べて納得せざるを得ない層には、本物の味をガツンと食べさせてあげると…みんな脳天ぶち抜かれたように感動しますよ?

「実はパスタって今まで一度も 『美味い』 と思った事がなかったんだ!これは本当に、マジで美味い!」 とか、奥さんのランチに付き合ってあちこち引きずり回されてた友人が唸ってくれました。
(→生ハムとアスパラガスのガルガネッリ・生クリーム風味 エミーリア・ロマーニャ料理)

食事の前にアスティ(スプマンテではなく強炭酸のもの)を出したんですが、カントゥッチを添えて出したらそれも感動してました。

「何て合うんだ!甘い酒とこんなに甘いビスケットが?!」 と。

その友人(結構味覚が発達している)に限らず、オレの提供するイタリア料理の虜になった人は数知れず…ほとんどの人は、拘れば拘るほど解かってくれますよ。
…たまにウンともスンとも言わない嫌な奴が居ますが、それは唯一、身内なんで(-.-)

銀座でもホームパーティーの方が味が良く、お店がそんな体たらくなんだから(料理の見た目は綺麗ですけど)、hiro-tic さんがどちらにお住まいか存じませんが、その土地の人たちの舌に貢献出来ますよう頑張って欲しいと思います。

少しでもこの知識がお役に立てたら幸いです。

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